インテルは27日のセリエA第6節で、フィオレンティーナにホームで1-4と敗れた。だが試合後、『Premium』のインタビューに応じたロベルト・マンチーニ監督は、落ち着いた様子で「2点目で完全に試合が変わった。ミランダが退場して試合が終わったね」と述べている。

「30分まで2本のシュートで3失点したんだ。試合はそれで難しくなった。うまくいかない夜だったんだ。仕方がない。選手たちはみんなロボットじゃないんだ。我々は負けた。だが、これで終わりではない。まだ序盤戦だ。ウチよりも戦力が整っているチームたちがいる。だが、今はまだ我々が首位にいる。すべてを改善していかなければいけない」

「(サミル・)ハンダノビッチの最初のアクシデントで、試合が左右された。そして最初のシュート、(ヨシップ・)イリチッチのシュートで、我々は2点目を奪われた。試合が変わってしまったんだ。そして退場者が出て終わった。フィオレンティーナは良いプレーをしたし、勝利に値する。だが、30分でこの状況では、どうしようもない」

イヴァン・ペリシッチとアレックス・テレスをサイドで生かすために3バックでスタートしたことについて、マンチーニ監督は次のように述べている。

「3-0とされてから、我々は失点しないために4-4-1に変えた。ゴールを決めたけど、もう難しくなっていたんだ。11人のときに挽回を目指すこともできたが、フィオレンティーナは非常に良いプレーをしていたし、10人となってからはすべてが難しくなった。繰り返すが、試合はすぐに終わってしまったんだ。フィオレンティーナはうまくピッチを使ったが、最初の失点で我々は困難に陥った。そして彼らは得意のボール回しができるようになったんだ。だが、大騒ぎすべきではない。すぐにリスタートしなければいけないよ」

「我々は試合前も謙虚だったし、何も変わらない。一つの試合を落とした。それで終わりだ。私はずっと、まだ序盤戦だと言ってきた。何も変わるはずがない。我々はほかのすべてのチームと同じように、改善が必要ということだ。完璧なチームは存在しない」