「初摘みアーモンドフィナンシェ」(1個130円〜)が味わえるのは3週間限定!新鮮なアーモンドの風味が引き立つ

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洋菓子ブランド、アンリ・シャルパンティエは、9月23日(水)から10月13日(火)の3週間限定で、収穫したてのアーモンドのみを使用した「初摘みアーモンドフィナンシェ」(1個130円〜)を販売する。

【写真を見る】「初摘みアーモンドフィナンシェ」の5個入り(850円)と8個入り(1200円)は、おしゃれな缶のパッケージが目を引く。ボックスに入った12個入り(1700円)も用意

9月15日(火)にはメディア向けの試食会が実施され、フレッシュなアーモンドの風味を生かした新商品がお披露目された。

看板商品にフィナンシェを掲げる同社では、季節感を追求する中で、その代表的な素材であるアーモンドに着目。アーモンドは通常、8月中旬から収穫が始まり、日本への入荷は11月頃となるが、今回は9月初旬に空輸することでいち早く入手している。

定番商品のフィナンシェには、マルコナ種とフリッツ種、2種類のアーモンドが使用されているが、「初摘みアーモンドフィナンシェ」には、収穫時期が1番早い、カリフォルニア産のノンパレル種を採用した。アーモンドの品種を除けば、作り方は他のフィナンシェと変わらないという。

2つのフィナンシェを比較してみると、袋を開けた瞬間から、香りが異なることに驚かされる。定番商品の方はバターの香りを強く感じるが、「初摘みアーモンドフィナンシェ」は透き通ったような、アーモンド特有の香りがふわりと漂う。また、後味にもアーモンドらしい風味が際立ち、初物ならではの味わいがよく表れていた。

おいしさの裏には、同社が約20年前から続けてきたこだわりがある。アーモンドの多くは現地でパウダー状にしてから日本に出荷されるが、風味を損なわないよう、皮付きのまま輸入。生地に練り込む直前にアーモンドを挽くことで、豊かな香りを引き出している。

なお、銀座メゾン アンリ・シャルパンティエの地下1階にある「サロン・ド・テ」では、「初摘みフィナンシェ」を贅沢なデザートに仕立てた「初摘みフィナンシェのデセール」(1300円)を、10月15日(木)まで提供中だ。注文が入ってから焼き上げた2種類のフィナンシェに、キャラメルアーモンドのパルフェが添えられている。

袋入りのフィナンシェにはないサクッとした食感と、バターや卵の豊かな風味は、焼きたてならではのおいしさ!同店の担当者によると、「一般家庭でも、電子レンジで10秒ほど温めた後、オーブントースターで焼くとよりおいしく召し上がれます」とのことなので、ぜひ試してみてはいかがだろうか。

■ 皮付きアーモンドを使用した深煎りフィナンシェも!

皮付きのアーモンドを使用した新商品「ディープローストフィナンシェ」(5個入り900円)も発売する。こちらは、10月14日(水)から12月31日(木)までの期間限定で、全国の店舗とオンラインショップで取り扱う。

アーモンドの品種に加え、皮の有無も味を左右する大きなポイントだ。「ディープローストフィナンシェ」は、皮付きのフリッツ種をローストしてから粉にすることで、これまでにない芳醇な味わいを実現した。さらに、フランス産の塩を用いてアクセントを加えている。

フィナンシェの発売40周年を迎え、幅広い楽しみ方を発信するアンリ・シャルパンティエ。銀座メゾン アンリ・シャルパンティエの1階「バーメゾン」では、バラエティーに富んだアルコールメニューも取り揃えている。記者は今回の試食会で、シャンパンやウイスキーと共にフィナンシェを味わってみたが、なかでも「ディープローストフィナンシェ」は、アルコールと好相性であると感じた。

“手軽な焼き菓子”というジャンルを超え、多くの可能性を持つ同社のフィナンシェ。素材にこだわり抜いた新作やアルコールとのマリアージュを通じ、その魅力をぜひ堪能してほしい。【東京ウォーカー】

※芦屋本店および銀座メゾン、新宿伊勢丹(催事)では、9月16日(水)から「初摘みアーモンドフィナンシェ」を先行販売中