大阪などのクラシック交響楽団に1億円の賞金を競わせる――こんなコンクールを大阪で開けば面白いのではないか、と橋下徹大阪市長がアイデアを披露した。大阪市では、大阪フィルハーモニー交響楽団(大フィル)への年1億1000万円の補助金の削減が議論されている。橋下市長は従来、「文化についても、努力に応じて助成をしていく」姿勢を示しており、今回の「1億円争奪コンクール」案も、楽団に「努力」を求める流れで出てきた発想