一体何がおきたんだ?11日、セリエA第37節の全カードが終わったとき、誰もが顔を見合わせた。ミラノのサン・シーロでは、モラッティ会長を初めとして8万人のインテリスタたちが一様に下を向いてスタジアムを後にした。トリノのオリンピコでは、シチリアから駆けつけたカターニャ・サポーターが呆然としていた。2位ローマとの直接対決結果上優位にあり、11日のシエナ戦で十中八九、優勝を決めるだろうと思われていたインテル