反撃ののろしを上げる一発になった。後がない日本ハムは0―2の三回に伏見が左中間のテラス席へソロ。鼻を骨折しながら出場を続けるベテランが、気合を見せた。打線は二回まで、スチュワートが投じる150キロ台中盤の速球に押されていたが、その球を捉えた。高めを狙い澄ましたように振り抜き、「監督直伝ポイント前打法」とコメント。レギュラーシーズンでは本塁打がなかった34歳のアーチに、新庄監督も驚いた様子でベン