無関心と不寛容が支配する「ありえるかもしれない未来」。『Ryuichi Sakamoto | Opus』を手がけた空音央監督による初の長編劇映画『HAPPYEND』は、そんな遠くて近い日本を舞台に、イノセントでいられなくなった高校生達の友情の変化を描く。W主演に抜擢されたのは、ともに今作で映画デビューとなる栗原颯人と日高由起刀。すれ違うユウタ(栗原)とコウ(日高)がまとう危うさを、生々しい存在感で演じきった。現在は共同生活を送っ