元伊藤忠商事会長、そして民間人初の中国大使を務めた丹羽宇一郎さん。仕事に生涯を捧げてきた名経営者も85歳を迎え、人生の佳境に差し掛かった。『老いた今だから』では、歳を重ねた今だからこそ見えてきた日々の楽しみ方が書かれている。※本記事は丹羽宇一郎『老いた今だから』から抜粋・編集したものです。現役時代の肩書きから抜け出せない驚くことに、ある会社の副社長だった人が定年退職後に派遣会社を通じて次の仕事を探す