18歳で球界入りして“裏のヒエラルキー”を知る「最近、すっかり乱闘を見なくなってしまった。乱闘はある意味“プロ野球の華”。ちょっと寂しいですね。昔は、どの球団にもコワモテがいたものですが……」こう切り出したのは、ロッテや中日で活躍した愛甲猛だ。プロ20年で、通算1142安打を記録した。夏の甲子園の優勝投手である愛甲(横浜)が、ドラフト1位指名を受け、ロッテに入団したのは1981年。監督は山内一弘だった。初めて