野党は2日、石破茂首相(自民党総裁)が自民派閥の裏金事件の再調査を行わない考えを示したことに対し、一斉に反発した。立憲民主党幹部は「表紙は変わっても体質は一切変わっていない」と厳しく批判。衆院選では「裏金議員」の選挙区に対抗馬を擁立し、勝利に全力を挙げる考えだ。首相は1日夜の就任記者会見で、裏金事件について「新しい事実が判明すれば調査が必要だが、そういう状況にない」と述べ、現時点では再調査する