ブルーの衣装を纏い、夕暮れ時のRAINBOW STAGEに登場した一青窈。語りかけるように彼女が歌い始めたなじみ深いフレーズは、間違いなくオーディエンスが欲していたものだけに、あちこちからどよめきにも近い大歓声が上がる。そんな言わずと知れた名曲であり、記念すべきデビュー曲である「もらい泣き」で、スタートから思わず涙腺が緩んでしまった人も多かったのでは。神秘的なムードを湛えたボーカル、民謡とポップスの融合を感じ