ぶんご岬ガザミ」として出荷される、養殖された「岬ガザミ」=4月、大分県豊後高田市大分県豊後高田市の漁師らが、ワタリガニ「岬ガザミ」の完全養殖に挑んでいる。海水温の上昇や生息域の藻場減少などで漁獲量が最盛期の2割程度に減少し、特産品としてのブランド存続が危ぶまれているためだ。カニの習性である共食いの克服に歩を進めている。(共同通信=森本愛)「大きさを保ちながら育てるのが難しいが、多くの人に知っても