2024年1月1日に発生した能登半島地震はマグニチュード7.6、最大震度7の巨大地震だった。「全国地震動予測地図」では、この地域が「今後30年以内に震度6弱以上の地震に見舞われる確率」は、0.1〜3%程度と低かった「30年以内に南海トラフ地震の発生する確率は70〜80%」。これはわれわれがよく目にする定説だ。しかし本当は20%で、この数値が意図的に高く出されたものだとしたら......。そこにはどんなカラクリや意味があるのか?