2022年5月1日に亡くなったイヴィチャ・オシム氏は、日本サッカー界に様々なものをもたらした。2003年に来日し指揮を執ったジェフユナイテッド市原(当時)の躍進はもちろんのこと、2006年に就任した日本代表での仕事ぶりも大きな話題に。その渦中にいた選手として、真っ先に思い当たる一人が羽生直剛氏ではないだろうか。167cmの小柄な攻撃的MFは、動きの質と量でチームの潤滑油となり、当時のオシムサッカーをある種象徴する選手