ポリファーマシー(多剤服用)の問題点とは何か。長尾クリニック院長の長尾和宏さんは「日本は別々の診療科で同じ作用の薬を処方され、患者が気づかずに用量の倍の量を飲んでいることも珍しくない。これは認知機能が低下した高齢患者が薬を溜め込む原因にもなる」という。ジャーナリストの鳥集徹さんとの対談を紹介する――。※本稿は、鳥集徹編著『医者が飲まない薬誰も言えなかった「真実」』(宝島社新書)の一部を再編集した