北朝鮮の各道では、様々な国家機関が複数の貿易会社を立ち上げ、国から得たワック(取扱い枠)の範囲内で輸出入を行っていた。同時に、密輸にも手を染めていた。このように、地方が比較的自由に貿易を行っていたが、今では国が貿易の主導権を握るようになり、かつてのような自由な貿易は難しくなってしまった。それにより苦境に立たされた地方の貿易会社は、ヤミ金から資金調達を行うようになった。両江道(リャンガンド)のデイリ