親に捨てられたり、食べ物を求めて家を出てストリート・チルドレンとなってしまった子どもたち。北朝鮮では「コチェビ」と呼ばれるが、そんな子どもたちが急増したのは1990年代後半の未曾有の食糧危機「苦難の行軍」のころのことだった。それから20数年。苦難の行軍の当時ほどではないとは言われるが、コロナ鎖国による深刻な不況、食糧難に陥っている北朝鮮では、再びコチェビが急増している。咸鏡南道(ハムギョンナムド)のデイ