昨年から本格的に行われるようになった北朝鮮の「嘆願事業」。国家経済計画の達成に重要だが、労働力が不足している農村や炭鉱に、都市部の若者が嘆願して向かうというものだ。もちろん、「嘆願」とは言うものの、実際は地域別に人数の割当がある強制だ。万民が平等な社会であることになっている北朝鮮だが、「嘆願事業」という貧乏くじを引かされるのは、社会的に立場の弱い人々だ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報