北朝鮮国防省は先月末、軍需工場に砲弾の追加生産の指示を下した。ウクライナへの侵略戦争を行っているロシアへの輸出用の可能性がある。デイリーNK編集部の取材によると、命令が下されたのは、慈江道(チャガンド)の江界(カンゲ)トラクター総合工場と、満浦(マンポ)将子江(チャンジャガン)工作機械工場。いずれも北朝鮮を代表する砲弾と弾頭の生産工場だ。手榴弾、航空爆弾、高射砲弾など、様々な弾薬の生産が命じられた。