北朝鮮北部の両江道(リャンガンド)で、保衛員(秘密警察)が露骨にワイロを要求するケースが急増している。現地のデイリーNK内部情報筋によると、恵山(ヘサン)市内で、韓国や中国で働く人からの送金を、北朝鮮に残してきた家族に伝達する送金ブローカーを営む人たちに対して、保衛員が臆面もなくワイロを要求するようになっている。かつて保衛員といえば、いかなる経済難の中でも国からの配給を保証されていた。公開処刑や政治