ブルーベリーの一種、「トゥルチュク」(和名クロマメノキ)。北朝鮮国営の朝鮮中央通信によると、同国北部に当たる北緯40度以北の地域でよく育ち、北緯41度の白頭山周辺で特に多く取れる。栽培が行われている一方で、野生のトゥルチュクの採取も行われ、旬を迎えると、小学生からお年寄りまでが動員される。朝鮮労働党の各地域の委員会、機関、工場、企業所など、皆が目の色を変えて採取に熱を上げるが、住民は動員にイヤイヤ応じ