かつて地球には「メガファウナ」と呼ばれる巨大動物が生息していた。なぜ彼らは絶滅してしまったのか。バックネル大学生物学部の高橋瑞樹准教授は「人類の祖先が移動した地域でメガファウナが次々と絶滅している。人間に狩猟されることで個体数が減少したと考えられるが、原因はそれだけではない」という――。※本稿は、高橋瑞樹『大絶滅は、また起きるのか?』(岩波ジュニア新書)の一部を再編集したものです。写真=EPA/時事