北朝鮮が、新型コロナウイルスの感染者発生を公式に認めた先月12日以降、全国には厳しいロックダウンが敷かれた。おりからの経済難、食糧難の中で、巣ごもり用の食べ物を確保できず、餓死する人が相次いでいる。一部地域では、あまりの状況の酷さに、ロックダウンを早期に緩和する措置が取られた。首都・平壌郊外の物流の中心地、平安南道(ピョンアンナムド)平城(ピョンソン)もそのひとつだ。ようやく外出することを許された人