日本には世界中からさまざまな野生生物が、時には密輸により持ち込まれている(写真:故安藤元一さん提供、TRAFFIC、花火/PIXTA、四季写彩/PIXTA)世界中から密輸される寸前に日本の税関で押収された野生生物は、2007〜2018年の間に1161匹にも及び、人獣共通感染症の宿主として注目されるコウモリも10匹が含まれていたことがわかった。世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)の野生生物取引監視部門「TRAFFIC」が税関など水際