エリザベス女王は10月中旬、イギリス議会の開会演説に臨み、ジョンソン政権の起草した施政方針を読み上げた。演説はイギリスのEU離脱(ブレグジット)にも触れ、離脱で亀裂が生じるともいわれる国内4地域の結束を強調した。93歳の女王にとっては実に65回目の開会演説だが、ブレグジットで揺れ続ける議会を見つめる心中やいかに。<2019年11月5日号掲載>※画像をクリックするとアマゾンに飛びます10月29日発売号は「山本太郎現象」