益城さんは、今から13年前に交通事故で左脚の後十字靭帯を切断し、膝下を14箇所粉砕骨折する大けがをした。手術を5回行い、何とか歩くことができ、日常生活を行うことができるようになるまで3年半を要した。医者からは将来正座をできるようになることはないし、医療用サポーターをつけることなければ軽いランニングさえできるようになることはないだろうと診断されていた。実際、正座をしようと膝立ち状態から腰を落とそうとしても