【朝倉秀雄の永田町炎上】■「与えられた民主主義」が質の悪い国会議員を生むすでに故人だが、筆者の同郷に「徳さん」こと徳大寺有恒という著名な自動車評論家がいた。この人の歯に衣着せぬ『間違いだらけのクルマ選び』という著書は一世を風靡し、「間違いだらけ──」は時の流行語ともなった。この「間違いだらけ」が何より当てはまるのは、昨今の政党の候補者選びと有権者の議員選び、そして安倍総理の閣僚選びだろう。間違