ハリルホジッチの要求叶う…サッカー協会が監督室を用意へ

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 日本サッカー協会が、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督に対して、監督室を用意する意向を示した。

 13日に指揮官に就任したハリルホジッチ監督は、19日に今月末の初陣に向けた代表メンバーの発表会見に出席。メンバー発表を終えて「新しく色々と要求していきたい」と語った上で、「代表監督のためのオフィスがない」と、協会に対する要求を明かした。

 歴代監督は在任中、1週間に1回ほど協会を訪れていたが、ハリルホジッチ監督は協会内での仕事を希望。会見後に取材に応じた霜田正浩技術委員長は、「毎日ここ(協会内)で仕事をしたいと言った代表監督は初めてなので、専属の監督室を作ります」と語った。

 監督室の機能については、デスクワークや分析映像の視聴のための設備、コーチ陣や選手と話し合える応接室も用意される予定。「グラウンド外でもたくさんの準備をしなければならない」と語る指揮官の要求が、早速通った形となった。