女性に人気のスタイリング剤は「リーゼ」。購入の決め手となるものとは?

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インターワイヤードが運営するネットマーケティングリサーチサービス「DIMSDRIVE(ディムスドライブ)」は、モニター8,256人を対象に「ヘアスタイリング剤」についてアンケート調査を実施した。調査期間は8月23日〜9月6日。

●半数以上が、スタイリング剤の購入の決め手は「価格」と回答

スタイリング剤を購入する際の決め手について聞いたところ、「価格」と回答した人が52.2%と半数以上をしめた。次いで、「好きなメーカー・ブランドであること」が24.0%、「容量」が23.4%、「試供品を試してみて」が14.7%、「パッケージの品質表示」9.5%となっている。

「そのほか(4.8%)」と回答した人からは、「香りがよいかどうか」、「無香料であること」など”香り”に関することや、「美容師さんのオススメであること」などの意見があがった。

●好きなスタイリング剤は、男性「ギャツビー」女性「リーゼ」

好きなスタイリング剤ブランドを聞いたところ、男性のトップはマンダムの「ギャツビー(23.2%)」で、2位の資生堂「uno(13.4%)」に10ポイント以上の差をつけている。3位以降には、花王「サクセス(9.0%)」、マンダム「ルシード/ルシード・エル(8.9%)」、サンスター「VO5(1.6%)」があげられた。

また、女性の1位は、花王「リーゼ(7.1%)」。2位以降は花王「ケープ(6.9%)」、ユニリーバ「ラックス(4.9%)」、カネボウ「サラ(4.6%)」、P&G「パンテーン(4.3%)」と続いている。

男性が好きなスタイリング剤では、「ギャツビー」が他ブランドを大きく引き離してトップに立った一方、女性が好きなスタイリング剤ではTOP10に入ったブランドの値の差が男性に比べて少ない。このことから、女性向けの商品は大きなブランドが多数あるため、人気が拮抗している状態であると考えられる。

好きなブランドとしてあげた理由については、「使いやすい」が43.4%で最多。次いで、「価格(33.7%)」、「使用感が良い(29.5%)」、「メーカー・ブランド(23.4%)」、「香りが良い(20.3%)」となった。「そのほか(1.7%)」と回答した人からは、「使っているシャンプー・リンスなどと同じブランドだから」「環境に配慮しているから」「手に入れやすいから」などの意見がよせられている。

購入の決め手では「価格」が圧倒的だったが、「好きなブランド」になる決め手は「使いやすさ」である事が判明。さらに、「スタイリングの出来」よりも「使いやすさ」や「使用感」が重視されている様子が伺えた。

なお、普段使っているスタイリング剤の不満点で一番多かったものは「手や髪がベタベタする(28.4%)」で、「長時間もたない(22.1%)」、「思い通りにセットできない(16.7%)」、「匂いがきつい(5.8%)」、「詰め替え用がない(5.8%)」と続いている。