レアルが逆転勝利で白星スタート…新戦力イスコが土壇場で決勝弾

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 リーガ・エスパニョーラ第1節が18日に行われ、レアル・マドリードとマジョルカが対戦した。

 ホームで開幕を迎えたレアル・マドリードは、GKではディエゴ・ロペスが先発出場。新加入のイスコの他、クリスティアーノ・ロナウドらがスターティングメンバーに名を連ねた。

しかし、序盤にピンチを迎えると、14分に失点を喫してしまう。カウンターから左サイドをセドリック・マブワティ・ジェラルドにドリブルで突破されると、最後は折り返しをホルヘ・モリーナに押し込まれて先制を許した。

 ビハインドを負ったレアル・マドリードは、23分にC・ロナウドがポストをかすめるシュートを放つなど盛り返しを見せると、26分に同点ゴールを挙げた。ゴール前でパスを回し、最後は左サイドのイスコからスルーパスを受けたカリム・ベンゼマが、左足のシュートを沈めた。

 レアル・マドリードは追いついた後の35分に、ベティスにCKを与えるとエマヌエル・ノサハレ・イギエボルにクロスバー直撃のヘディングシュートを打たれたが、前半は1−1のまま折り返した。

 後半開始直後の46分には、C・ロナウドがゴール前で決定的なシュートを放つが、クロスバーを直撃して勝ち越しならず。51分にも鮮やかなパス交換から、左サイドをマルセロが突破。グラウンダーのクロスを中央のベンゼマがダイレクトで合わせたが、枠を外れた。

 レアル・マドリードは、67分にメスト・エジルのスルーパスからC・ロナウドがGKと一対一になるなど、チャンスを作りながらも勝ち越せないまま時間が経過。69分にはアンヘル・ディ・マリアを投入して打開を図った。

 逆転を狙うレアル・マドリードは圧倒的に攻め込むと、試合終了間際の86分についに勝ち越し点を奪う。左サイドのマルセロからのクロスをゴール前でイスコがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。土壇場で試合をひっくり返すと、そのまま逃げ切りに成功して2−1と逆転勝利。2シーズンぶりの優勝に向けて、白星発進となった。