出世にも影響!? 同僚に嫌われないための5つのポイント

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社会人としてキャリアの発展を図るうえで、スキルと同じぐらい大切なことが人間関係だ。

組織の中でうまくやっていくには、まずは同僚に嫌われないこと。

MarketWatchの記事「Why your co-workers don't like you(なぜ同僚から嫌われるのか)」が、同僚に嫌われないための5つのポイントを伝授しているので、紹介してみよう。

上司に気に入られるためなら同僚を犠牲にする――こうした態度が同僚の反感を買うことは想像に難くない。

記事では例として、同僚が失敗した後、それを指摘したある社員の話を紹介している。

同僚が失敗するのを黙って見ていながら、その途中で助け舟を出さない社員に対し、同僚たちは一斉に「一緒に仕事をしたくない」と言ったそうだ。

逆に、同僚の仕事をとってしまう態度も反感を買うと指摘されている。

無駄話はストレス発散になるが、やり過ぎは禁物。

就職支援サイト「Monster.com」の2011年の調査によると、同僚による失礼な態度の中でも、特にゴシップは不快になるという意見が多く挙がったという。

「上司についてあれこれ話をするのも少しなら面白い。

だが、不平ばかり言う人は嫌われやすい」とMonster.comのシニア編集担当のCharles Purdy氏は述べている。

「毒性のあるマイナス志向を持っていると、一緒に仕事をしたいとは思われない。

それだけでなく、否定的なイメージがつきまとう」という。

コミュニケーションという点では、「相手が話している時にさえぎる」「他人の意見やアイデアを無視する」「あざ笑う、過小評価する」といった態度は嫌われる原因になりやすい。

された側は自分が受けた行為をずっと覚えており、その人とのつきあいを避けるようになる。

あなたの周辺は整理されているだろうか? 机の上に食べかけのサンドイッチが残っていたり、お菓子のくずが散らかっていたりしないだろうか? 共同で使う冷蔵庫で、周囲が迷惑になるような使い方をしていないだろうか? 共同エリアも自分の机も同じ。

整理整頓しない人、なかでも食べ物の始末が悪い人は悪い印象を与えるので要注意だ。

パーティションで仕切った環境は、隣が見えにくいのでついつい自分のペースになってしまう。

ぜひとも、音やにおいに関する基本的なエチケットを改めてチェックしたい。

なかでも、話し声には要注意だ。

人間の耳は人の声に反応しやすく、どうしても耳に入ってしまうものだ。

会社の雰囲気や文化にある程度合わせることも大切。

これには服装も含まれる。

バーチャルな空間でも同じだ。

例えば、電子メールで失礼な言葉を使っていないだろうか?「ある段階からキャリアを進めるには、上司に評価される・好かれるだけではなく、同僚の支持を得ていることが不可欠」と、キャリアコーチのMeredith Haberfeld氏はコメントしている。

人とうまくやる――これは仕事に限らず大切なことだが、まずは職場から自分の態度を見直してみてはいかがだろう。