ジャニーズ事務所の次期社長が、ジャニー喜多川社長の姪でメリー喜多川副社長の一人娘である藤島ジュリー景子氏に決定したという情報が流れている。
 「登記はまだのようですが、3月初旬に麻布十番の高級中華料理屋でジュリー氏が主宰するマスコミ接待の席が開かれました。あれが“新女帝”誕生のお披露目のようなものです」(大手プロ幹部)

 ジャニーズは、ジャニー社長と姉のメリー副社長の二人三脚で築き挙げたプロダクションだが、2人ともすでに80歳を過ぎる高齢だけに、以前から次の後継者が注目されていた。
 「ジュリーがジャニーズに入社したことで彼女が後継者と言われていたんですが、その後、SMAPを育てたチーフマネジャーの飯島三智女史が、マネジメント力だけでなくプロデュース力でも高く評価され、無視できない存在となったんです」(同)

 ジュリー氏と飯島女史の2人に絞られた後継者争い。しかし、'09年に草なぎ剛が起こした“泥酔全裸事件”で飯島女史の監督不行き届きが指摘されミソをつけてしまった。
 「その後“SMAP神話”も崩壊、その間にジュリー氏がマネジメントした『嵐』が大ブレイクした。これで“次期社長はジュリー氏に決定した”と言われていました」(テレビ関係者)

 そして、この社長交代の影響は、早くも所属タレントの扱いにも出始めているという。
 「黒木メイサ(23)と“できちゃった婚”した赤西仁(27)に厳罰処分を下したのは、赤西を切るためと言われているんです」(同)

 ジャニーズは黒木との結婚事後報告が「社会人として礼儀に逸した行為」として、4月から予定していた赤西の国内ツアーの中止を決定するという厳罰処分を発表している。業界関係者からは、この動きが「以前に田原俊彦が芸能界を追放されたパターンとよく似てる」との声も上がっている。
 「田原は'93年、溺愛されていたジャニー社長に相談もなく結婚。ジャニーズはその年に予定されていた田原の全国ツアーの中止を決定しています。赤西も、デビュー当時からジュリー氏に可愛がられていた。しかし全米進出でやっと形がついたというのに“デキ婚”ですからね。社長の座を狙っていたジュリー氏にはお荷物でしかなくなったんです」(レコード会社幹部)

 赤西の今後が注目される。