中国中央ラジオ局のニュース番組が、日本のネット上で「フジテレビ不視聴運動」が盛り上がっていることを報じた。中国広播網が伝えた。

 中国中央ラジオ局は7日のニュース番組「全国新聞聨播」上で、「韓流番組を過剰に放送している」としてフジテレビに反感を持つネットユーザーたちが、8月8日の「フジテレビの日」に同局の番組を視聴しないとする運動を起こし、急速に広まっていると伝えた。

 「不視聴運動」は「国民的スター」宮崎あおいの夫、高岡蒼甫の発言がきっかけであったとし、ほかにも同局のスポーツニュース番組で「韓日戦」との表現を用いていたことも原因の1つであるとした。同局が韓流番組を「寵愛」する理由については、「株主であるスポンサーが韓流に関わっているうえ、韓流番組は本土の番組より低価格なため、低コストで高い収入が期待できる」との分析を紹介した。

 「全国新聞聯播」は1951年に放送開始した、中央ラジオ局の看板ニュース番組の1つ。(編集担当:柳川俊之)