アーセナルのホームスタジアム、エミレーツで行われたブラジル対スコットランドの親善試合で、ゴールを決めたネイマールに対してバナナが投げつけられた事件があったが、アーセナルは29日、バナナを投げたのはドイツ人の観光客だったと明らかにした。

ブラジル人サポーターの陣取るスタンドに座っていた10代の若者が、2点目を決めて喜んだネイマールに向けてバナナを投げつけたこと、人種差別的意図はなかったことを認めたという。

アーセナルは、ロンドン警視庁は「人種差別的意図があったわけではなく、これ以上の捜査は行わない」ことになったと発表した。

当初、スコットランドのファンの仕業かと思われたが、スコットランドのファンもサッカー協会も人種差別行為があったことを否定していた。