アヴリル・ラヴィーン(撮影:Yoshika Horita/堀田芳香)

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 全世界アルバム・トータル・セールス4000万枚、日本でのトータル・セールス500万枚、洋楽史上前人未到のデビューからアルバム3枚連続ミリオン・セールス達成の快挙を成し遂げた“最強無敵のロック・プリンセス”アヴリル・ラヴィーン。2007年に発売され日本でも120万枚を突破したサード・アルバム『ベスト・ダム・シング』に続き、3月2日に日本先行発売される待望のニュー・アルバム『グッバイ・ララバイ』のプロモーションのため、今月23日に約2年4ヶ月ぶりに来日。翌24日には、アヴリル本人が登場する超厳戒プレミア試聴会が行われ、待望の新曲が世界で初披露された。

 アヴリルは、新作のためのプロモーション・ツアーを日本からスタート。世界最速のプレミア試聴会には、多くのマスコミ関係者と各サイトなどの抽選で選ばれたファン50人が招待され、アヴリル本人を迎えて、アルバムからの新曲が初披露された。

 アヴリルが直接持参してきたアルバムのマスターテープは、発売前のネット漏洩などを防ぐため、現在本国でも厳重管理されており、今回のリスニング・パーティーでは日本最大手のセキュリティ会社「セコム株式会社」全面協力のもと、同社の最新機材セキュリティ機器、日本初の歩行型顔認証システム「ウォークスルー顔認証システム」や屋外巡回ロボット「セコムロボットX」も登場し、参加者も飛行機に搭乗するかのような厳戒なセキュリティ体制の中、会場へと入場した。

 本人登場前には、24日に世界中で解禁を迎えたばかりの先行シングル「ワット・ザ・ヘル」のミュージック・ビデオを初上映。アヴリル史上最もセクシーな姿で始まるビデオに、会場の期待が高まる中、アヴリル本人がプロデュースしているブランド「Abbey Dawn(アビー・ドーン)」の黒のTシャツと細身のジーンズ姿のアヴリルが遂にステージに登場。久し振りの来日に、アヴリルは「日本にまた来れてとっても嬉しく思っています!日本のファンが大好きなので、ツアー以外のこのような場所でみんなに会うことができてとってもハッピーよ!」と話すと、会場に招待されたファンからは一斉に歓声が上がった。
 
 「(最新シングル)「ワット・ザ・ヘル」のビデオのフェイバリットシーンは?」というファンからの質問には「ビデオ最後の方にバンドと最高にロックしてるシーンがあるんだけど、そこが大好きよ!」と返答。その他、今日世界で初披露となった5曲について語った後、「アルバムを日本のみんなに早く聴いてもらいたいわ!新しい曲も気に入ってもらえると嬉しい!」とコメントした。

 そして、いよいよアルバムのマスターテープが登場。2人の警備員によって厳重に運びこまれたジュラルミン・ケースをアヴリル自身が持参した鍵で開け、中からマスター音源となるゴールドディスクを取り出し、プレイヤー機材にセットすると、会場のファンからは拍手が起こった。

 ここでアヴリルが退場するかと思われたが、「アルバムが発売される3月にまた日本に戻ってくるよ!またみんなに会えたら嬉しいです。」とサプライズ発表。ファンも大興奮となる中、アヴリルは笑顔で退場。この後、取材陣をシャットアウトしての完全厳戒体制の試聴会が行われ、アルバムから5曲が世界初披露された。

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