環球網はこのほど、「世界の最も不思議な九大沐浴」と題して、世界のさまざまな「入浴」の紹介記事を掲載した。トップには日本の砂風呂を選んだ。新華社系の新華網、中国新聞社など、各メディアが同記事を次々に転載した。

 それぞれの「沐浴方法」に写真を配し、簡単な説明文を掲載した。砂風呂では「日本の九州の別府では、人々が首まで砂に埋まって砂風呂を楽しむ。自然の力で温まった砂でSPA(温泉療養)を行えば、発汗が促進される」と、健康面の効能があると紹介した。

 第2位以下はアゼルバイジャンの皮膚病治療を目的とする原油浴、欧州の赤ワイン浴、日本の箱根の温泉施設が行うカレー浴、同じく箱根のビール浴、四川省・大英県の黒泥浴、北京で流行中の牛乳浴、米フロリダのトマト浴、日本の一部女性に人気というチョコレート浴を挙げた。

 日本では温泉の伝統が根強く、温泉にかぎらず日本人は入浴好きということは、中国でもよく知られている。「九大沐浴」は、約半数の4種に「日本での入浴方法」を選んだ。(編集担当:如月隼人)



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