ウルトラマン45周年記念映画、12月23日全国公開
ウルトラマンシリーズ生誕45周年記念作品として、2010年12月23日(木)より『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』が全国公開となる。映画公開に先駆け、出演キャストや映画シーンの写真情報が公開された。

『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』では、ウルトラセブンの息子である最新ウルトラヒーロー「ウルトラマンゼロ」を主人公として描かれており、昨年公開された『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』で大暴れした史上初の邪悪ウルトラマン「ウルトラマンベリアル」が、強大な銀河帝国を築き「銀河皇帝カイザーベリアル」としてさらに邪悪にパワーアップして登場する。若きヒーロー、ウルトラマンゼロが歴代ウルトラ戦士や新たに登場する仲間たちとともに、宇宙制覇を目指すカイザーベリアルの野望に立ち向かう。

本作でウルトラマンゼロは勇敢な人間の青年「ラン」と出会い、一体化することで初めて「人間体」として活動することになる。

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ウルトラマンゼロの人間体でもあるランを演ずるのは187cmの長身と精悍なマスクが印象的な実力派若手俳優・小柳 友(こやなぎ ゆう)。
ウルトラセブン同様に両目に装着する「ウルトラゼロアイ」での変身シーンも大きな見どころとなっている。

ランの弟・少年「ナオ」役を演じるのは、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬の幼少期を演じて話題となった、濱田 龍臣(はまだ たつおみ)。
TV「ウルトラマンメビウス」などを観て育ち、ウルトラマンの大ファンだという濱田龍臣が、ウルトラマンゼロとともに冒険を繰り広げるナオ少年を元気いっぱいに演じている。

彼らと冒険をともにする惑星エスメラルダの王女「エメラナ姫」役を演じるのは、土屋 太鳳(つちや たお)。
「龍馬伝」にて龍馬の姉・坂本乙女の幼少期を演じており、濱田龍臣と2度目の共演となる。

監督・脚本はアベユーイチ。
「ウルトラマンネクサス」(04/CBC)や「ウルトラマンメビウス」(05/CBC)など近年のウルトラTVシリーズや「エグザムライ」(09)「SDガンダムフォース」(04/TX)などのアニメ作品でも活躍した新進気鋭のアベユーイチが、親子や兄弟、仲間たちとの絆をテーマに、45周年記念作品に相応しい、親子で楽しめるウルトラマンシリーズの作品世界を切り拓く。

ウルトラマンゼロと新たなヒーローたち、そして歴代ウルトラ戦士たちが力を合わせて、宇宙の巨悪・ベリアル銀河帝国に立ち向かう。まさに超宇宙スケールのエンターテインメントムービーの登場。

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■STORY

光と闇の戦い、ついに決着
突如、謎の敵から攻撃を受けたウルトラマンたちの故郷・M78星雲「光の国」。
若き戦士ウルトラマンゼロは自分の力への慢心から思わぬピンチに陥ってしまう。
父親であるウルトラセブンと歴代ウルトラ戦士の活躍でからくも窮地を救われたウルトラマンゼロは、おのれの油断を戒めるため、敵の実態を探る任務に単身志願する。
未知の宇宙空間へとひとり旅立つゼロに、セブンは万能アイテム「ウルトラゼロブレスレット」を授けるのだった。
苦難の旅路の果てでたどりついたとある惑星で、ゼロは巨大なロボット兵団に蹂躙される人々を救うため瀕死の重傷を負った青年「ラン」とその弟「ナオ」と出会う。その勇気に共感したウルトラマンゼロはランと一体化し、人間体としてのランの姿を借りることでその命を救う。
やがて惑星エスメラルダの王女「エメラナ姫」との出会いを通じて、ゼロは敵軍団の正体を知ることとなる・・・
謎の敵軍団の黒幕は 「銀河皇帝カイザーベリアル」!
ウルトラ戦士たちに倒された邪悪なウルトラマンベリアルが復活し、強大な銀河帝国を築いて宇宙制覇へと乗り出していたのだ!
ランと一心同体となったゼロは、カイザーベリアルの野望をくだくため、ナオ、エメラナ姫とともに、宇宙船「ジャンバード」で大宇宙へと飛び立つ!ベリアル銀河帝国との戦いに挑むウルトラマンゼロと仲間たちを待ち受けるものとは・・・?

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●光の戦士達

ウルトラマン映画といえば、ウルトラヒーローどうしの共演によるダイナミックなバトルシーンが魅力!
特に近年のウルトラ映画では、ウルトラ兄弟をはじめとした、ウルトラヒーローたちの大集合がお決まりとなっていたが、本作ではなんと「ウルトラマンではない」新たなヒーローたちが続々登場する!
新たな仲間との出会いと、仲間どうしとの絆を大きなテーマとして描く感動のドラマにも注目 してほしい。

【ウルトラマンゼロ】
前作で初登場した光の国の新たなウルトラマン。
ウルトラセブンを父に持つ。過酷な環境のK76星でセブンの弟子、ウルトラマンレオによる特訓を受けてきた。頭部に装着した2本のゼロスラッガーを操り、さまざまな必殺技を繰り出す。新たに、父セブンから授かった万能アイテム「ウルトラゼロブレスレット」を装備し、敵を打ち倒す。

【鏡の騎士 ミラーナイト】
鏡と反射する光を操って華麗に戦う、鏡の世界からやってきた英雄。
光から光へ自在に移動できる能力を持ち、惑星エスメラルダの王家を護る。身軽な身体を活かしたキック戦法を得意とする。必殺技はミラーナイフ。特撮TV番組「ミラーマン」(1971〜72)をモチーフにして新たに創出されたヒーロー。

【炎の戦士 グレンファイヤー】
燃えるマグマの魂を持ち、熱血。
自由を愛し宇宙を駆けめぐる、炎を自在に操る宇宙海賊の用心棒。炎を撃ち出すファイヤーフラッシュや炎でできたファイヤーステイックなどを武器に戦う。特撮TV番組「ファイヤーマン」(1973)をモチーフとして新たに創出されたヒーロー。

【ジャンバード/鋼鉄の武人 ジャンボット】
惑星エスメラルダの王家専用宇宙船。
戦闘時には、身長50メートルの鋼鉄の武人ジャンボットに変形する。超AIによる意思を持ち、会話も可能。特撮TV番組「ジャンボーグA」(1972)をモチーフとして新たに創出されたヒーロー。

【ウルトラマン】
「ウルトラマン」(1966-67)で初登場した、最初のウルトラマン。
地球人としての姿はハヤタ。“スペシウム光線”や“八つ裂き光輪”などの技を駆使して地球を守りぬいた、怪獣退治の専門家。

【ウルトラセブン】
「ウルトラセブン」(1967-68)で登場し、数多くの宇宙人の侵略から地球を守った赤き戦士。
地球人としての姿はモロボシ・ダン。“エメリウム光線”“ワイドショット”などの光線技に加え、頭部の宇宙ブーメラン“アイスラッガー”を操る。ウルトラマンゼロの父親である。

【ウルトラ戦士たち】
ウルトラマンジャック、ゾフィー、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンレオ、アストラ、ウルトラマン80、ユリアン、ウルトラマンメビウス、ウルトラマンヒカリ、ウルトラの父、ウルトラの母、ウルトラキング、他

光の戦士

●べリアル銀河帝国軍 

ゼロに倒されたベリアルが、カイザーベリアルとなって復活!強大な恐怖の軍団「ベリアル銀河帝国」を築き、宇宙制覇とウルトラ戦士たちへの復讐を企んでいた。皇帝ベリアルの両腕として侵略部隊の指揮を執る2大幹部は、悪の限りをつくす強敵宇宙人だ。

【銀河皇帝 カイザーべリアル】
邪悪なウルトラマンベリアルが強大な銀河帝国の皇帝となった姿。
その目的は全宇宙の征服だ。逆らう者は全てたたきつぶす!

【暗黒参謀 ダークゴーネ】
ベリアル帝国軍の参謀として暗躍する策謀派幹部。両腕を剣やムチなど様々に変化させて攻撃する。闇から闇へと自在に移動しながら攻撃を仕掛ける難敵。エネルギーを吸い取る能力も持つ。

【鋼鉄将軍 アイアロン】
凶暴な武闘派幹部。強靭なボディを誇り、敵の攻撃を跳ね返す。
全身から発する超振動波であらゆる物質を破壊する。

光の戦士VSべリアル銀河帝国軍


■スタッフ・キャスト

●ウルトラマンゼロ/青年「ラン」役 / 小柳 友(こやなぎ ゆう)

ラン

【青年「ラン」】
「惑星アヌーの開拓民」強い意志を持つたくましい青年で、開拓キャラバンの若きリーダー格。ベリアル銀河帝国の侵略軍団から仲間たちを救い、瀕死の重傷を負う。その勇敢な行為を目の当たりにしたウルトラマンゼロはランの命を救うため、彼の身体と一体化する。

【小柳 友】
1988年8月29日 東京都生まれ
2006年『タイヨウのうた』でデビュー。その後『トウキョウソナタ』(08)、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(08)などに出演する。今年は、映画『ハナミズキ』、初の時代劇となる「まっつぐ〜鎌倉河岸捕物控〜」(NHK) 「パーフェクト・リポート」(CX)にも出演。今回、初挑戦となる変身ヒーロー役も堂々と演じ、いま、最も注目される実力派俳優のひとりである。

●ランの弟・少年「ナオ」役 / 濱田 龍臣(はまだ たつおみ)

ナオ

【少年「ナオ」】
「惑星アヌーの開拓民」。ランの弟。父親から受け継いだ、伝説の秘宝
「バラージの盾のかけら」を胸に持つ。何事も純粋な心でまっすぐに見つめることのできる元気な少年。ナオの人を信じる気持ちは、ウルトラマンゼロに人間の暖かさを教えることとなる。

【濱田龍臣】
2000年8月27日 千葉県生まれ
2008年「世にも奇妙な物語 2008年 春の特別編〈日の出通り商店街 いきいきデー〉」(CX)等に出演。大塚製薬「オロナミンC」や、東京電力「Switch!ファミリー」のTVCMで注目を浴びる。今年はNHK大河ドラマ「龍馬伝」の坂本龍馬(幼少期)、「怪物くん」(NTV)の市川ヒロシ役をつとめる。また、「TOKYO GOLD WEEK 2010」で「金の卵部門」に選出される等、その可愛さと凛々しさで活躍が期待される。

●惑星エスメラルダの「エメラナ姫」役 / 土屋 太鳳(つちや たお)

エメラナ姫

【エメラナ・ルルド・エスメラルダ姫】
惑星エスメラルダの第2王女。ベリアル銀河帝国の侵略から、王家の守護騎士ミラー・ナイトにより、ただ一人救出され、身を隠していた。ランとナオの危機を、王家の宇宙船「ジャンバード」で救う。

【土屋太鳳】
1995年2月3日 東京都生まれ
2005年 SonyMusic角川映画presentsスーパー・ヒロイン・オーディションMISS PHOENIXにて(応募総数37,789名)審査員特別賞を受賞。その後、08年『トウキョウソナタ』、09年『釣りキチ三平』に出演。今年、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の坂本乙女役(幼少期)で注目を集める。08年よりhana*chu→専属モデルとして中高生の人気も博す。そのしっかりとした演技の高さに定評がある。

●スタッフ

▼監督・脚本:アベユーイチ
1964年2月6日、山形県生まれ。助監督として『お引越し』(93/相米慎二監督)や『月とキャベツ』(96/篠原哲雄監督)など携わる。『ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』(97/小中和哉監督)のVFXコーディネーターを務め、監督としては「SDガンダムフォース」(04/TX)、「ウルトラマンネクサス」(04/CBC)、「ウルトラマンメビウス」(05/CBC)、実写映画『エグザムライ』(09)等を手掛ける。VFXの名手とうたわれる一方で、ショートフィルム「Jam Film S―すべり台―」で瑞々しい感性を披露し、その演出手腕が高く評価されている。今回、45周年記念作品に新たな息吹を吹き込む。


■作品概要

タイトル:「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」
企画・制作:円谷プロダクション
製作:「ウルトラマンゼロ THE MOVIE」製作委員会 
監督・脚本:アベユーイチ 
エグゼクティブプロデューサー: 山本英俊
音楽:川井憲次  
撮影:三栗屋博  
照明:松隅信一
キャスト:小柳友 濱田龍臣 土屋太鳳
声の出演:宮野真守 黒部進 森次晃嗣 緑川光 関智一 神谷浩史 
公開時期:2010年12月23日(木・祝)
公開規模:新宿ピカデリー他、全国ロードショー(180スクリーン予定)
配給:松竹  
映画公式サイト: www.ultramanzero.com

(C)2010「ウルトラマンゼロ THE MOVIE」製作委員会
12月23日(木・祝)全国ロードショー!

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