リーグ・アンのマルセイユが13日、ブラジル人FWブランダンの獲得で所属先のシャフタール・ドネツク(ウクライナ)と合意に達したと発表した。移籍金は600万ユーロ(約7億1400万円)。レキップ紙などが報じている。

 ブランダンはシャフタールで7シーズン目を迎えた28歳。189センチの長身を武器に、2005-06年シーズンにはウクライナの得点王に輝いた左利きのストライカー。これまでチャンピオンズリーグには27試合出場し、7ゴールをあげている。

 マルセイユは攻撃型のサッカーが売りだが、ジブリル・シセがサンダーランドに移籍して以降、破壊力はやや影を潜めていた。

 なお同紙によると、マルセイユは元アーセナルでフランス代表キャップ92試合を誇るシルバン・ビルトール(34)の獲得にも乗り出している模様。ビルトールは今季、レンヌでラコンブ監督の構想から外れ、リーグ戦では先発ゼロ。途中出場もわずか6試合でプレー時間は合計105分にとどまっている。