11日に行われるマジョルカ戦に向けて、フアンデ・ラモス監督が唯一スタメンを決めかねているのは、ラウルの相棒だ。他の選手については、サプライズがない限り、前節ビジャレアル戦のメンバー、GK:カシージャス、DF:セルヒオ・ラモス、カンナバーロ、ペペ、エインセ、MF:ガゴ、ラス、ロッベン、スナイデルがそのまま起用されることになるだろう。イグアイン(21)とフンテラール(25)。レアル・マドリーの新世代を担うこの2選手がスタメンの座をかけて戦うことになる。

 リーガで11ゴールをマークし、目下チーム内得点王のイグアイン。ビジャレアル戦は扁桃腺炎のため欠場となったが、回復し、チーム練習にも復帰している。一方、イグアインの欠場でスタメン出場というチャンスがめぐってきたフンテラール。両選手ともコンディションはバッチリのようだが、2か月間のリハビリ明けで、実戦のリズム不足が感じられたフンテラールがベンチでチャンスを伺うことになると考えられそうだ。

バルサには敗れたものの、続くバレンシア戦、ビジャレアル戦と上位チームに連勝し、フアンデ・ラモス新監督の効果も見え始めてきたレアル・マドリー。チームの立て直しをしっかり軌道に乗せるためにも、ここはキッチリ結果を残したいところ。ラウルの相棒を務めるのはイグアインかフンテラールか?フアンデ・ラモス監督の決断に注目したい。

(スペイン通信)