先日行われたチャンピオンズリーグのブレーメン戦前日の記者会見において、報道陣からの質問についつい熱くなってしまったインテルのジョゼ・モウリーニョ監督。思わず年俸額をモアしてしまったものだが、それによると年俸は約17億円で、スポンサー契約料を含めると、なんと20億円を超えるというビッグなものだった。

 あまりの高額にヨーロッパ中が沸いたが、インテルのモラッティ会長は契約内容を明らかにしてしまった発言が気に入らず、すかさずモウリーニョに注意を促したと言われている。

 そんな“モウリーニョ年俸騒動”のなか、報道陣を笑わせたのがライバルであるミランのカルロ・アンチェロッティ監督。モウリーニョについて聞かれると、「いやあ、凄い額だね。あやかりたいものだ。モウリーニョが私の代理人になってくれたらね」と幾分の皮肉を含んだジョーク。

 それにしても同業者さえ呆れさせるモウリーニョの高額年俸には、ただただ驚くばかりである。