3連勝でリーガ首位の座を堅持しているバレンシア。今シーズン、4勝1分の負けなしと開幕から快進撃を見せるバレンシアだが、MFダビ・シルバが戦線離脱中ながらもFWダビ・ビージャ、MFフアン・マタ、そして、前節のデポルティーボ戦で彼本来のパフォーマンスを見せたMFホアキンがチームの攻撃を牽引している。

 ビージャはリーガ5試合を終え、6ゴールをマークし、リーガ得点ランキングでトップに立ち、マタは自身3ゴールに加え、5アシストでアシストランキングのトップに立っている。バレンシアの総得点数12ゴールのうち、75%にあたる9ゴールをこの2選手がたたき出し、リーガで“危険”なコンビとなっている。また、ホアキンもデポルティーボ戦ではマタのゴールをアシストし、自身もゴールを決めるなど活躍。彼の復活はチームにとってプラス材料だ。

 昨シーズンは低迷を続けたバレンシアだが、今シーズンは開幕から好調さを維持。ホアキンが「チームの変貌は監督の交代によるもの」と語るように、チームは一つにまとまり、良い方向へと向かっている。ビージャ、マタ、ホアキンの攻撃力はこれからもチームの好調を支えていくだろう。

(スペイン通信)