マンチェスター・ユナイテッドのFWディミタール・ベルバトフは、27日のボルトン戦について、「今シーズン最高のパフォーマンス」とコメント。「チームも自分も上昇気流に乗った」と語り、新天地でのブレークを誓った。

 今夏の移籍マーケットでマンU入りを決めたベルバトフ。しかし、クラブ間の交渉は難航し、移籍が決まったのは、期限最終日の9月1日。それまでの間、トッテナムでは試合に出場できない状態が続き、マンU移籍後のパフォーマンスにも影響を与えていた。

 しかし、ゴールこそなかったものの、2-0で勝利したボルトン戦で「納得のプレーが出来た」と語る27歳は、真価を発揮する日は近いと語っている。

「本当はゴールしたかったけど、チームが勝点3を獲得したことが一番重要だ。得点も2点だけだったけど、惜しいチャンスは5回くらいあった。自分のパフォーマンスにも納得している。チームも僕自身も、いい状態になってきている。チームのためにハードワークを続けてるし、チームメイトとの理解度も深まってきた。近いうちに結果が出るように祈ってるよ」

 指揮官のファーガソン監督も、「彼には敵を背負った状態でもパスを預けられるし、そのボールコントロールは美しい」と、ベルバトフのプレーを絶賛している。去就問題で出遅れたブルガリア代表は、マンUでも確固たる地位を築き始めたようだ。