ロビーニョがマンチェスター・シティに電撃移籍して以来、彼について語ることはなかったレアル・マドリーのシュスター監督だが、あるテレビ番組内でロビーニョが最終的に下した決断を皮肉っている。

 ロビーニョは世界最高の選手になるためにプレミアリーグでのプレーを望み、マンチェスター・シティ行きを選んだ。シュスター監督はロビーニョのレアル・マドリー残留に向けて説得も試みたが、彼の気持ちが変わることはなかった。「個人的には失望だ。ロビーニョには成功するための全てがここにあったし、我々は彼を強く望んでいたからだ」と心境を明かしたシュスター監督。

 さらに、ロビーニョの世界最高の選手になるためにレアル・マドリーを去りたいという理由にも理解できないと言い、「だが、イングランドの二流チームで素晴らしい選手になるという彼の夢を理解しなければならないし、彼の気持ちを尊重する必要がある」と彼流に皮肉った。ロビーニョの考え方を批判したシュスター監督だが、マンチェスター・シティを二流チームと評した同監督の発言は波紋を呼びそうだ。

(スペイン通信)