マンチェスター・シティは、元ブラジル代表で現在フリーエージェントとなっているFWロナウドの獲得について否定した。

 セリエAのACミランに所属していた今年2月、膝に重傷を負ったロナウドは、そのままミランを退団し、現在まで所属クラブがない状態になっている。しかし、ブラジルでリハビリを続ける31歳は、プレミアリーグのクラブからオファーを受けたと明言。さらに、「ロビーニョと一緒にプレーしたい」とも語ったことから、マンC移籍の可能性が取り沙汰されていた。

 しかし、マンC側はロナウド獲得のウワサを否定。クラブの広報担当は、ロナウド獲得への動きがあったことは認めながらも、現時点では獲得リストから名前が外れていることを明かしている。

「ロナウドについては、ある時期に獲得に向け検討を行なったことがある。実際に、選手本人や代理人とも話をした。しかしながら、クラブ内で、獲得しないという結論に達した」

 一部報道では、メディカルチェックまで行ないながら、ロナウドの獲得を見送ったといわれるマンC。その時期は明らかになっていないが、新オーナーの就任で状況が変化したことは間違いなさそうだ。1月の移籍マーケットでスター選手を買い漁るとも言われているマンCだが、手負いの元ブラジル代表に対する興味は完全に失われたようだ。