レアル・マドリーがディフェンス面で脆さを見せている。14日に行われたリーガ第2節、サンティアゴ・ベルナベウでのヌマンシア戦では4-3で何とか今シーズン初白星を挙げたが、3失点を喫している。これでリーガでは開幕戦のデポルティーボ戦での2失点と合わせて5失点、バレンシアとのスペインスーパーカップ2試合でも5失点と今シーズンの公式戦4試合で早くも10失点を喫したことになる。昨シーズン、堅守が目立っていたチームとしては多すぎる失点数だ。特にセットプレーからの4失点も不安材料だ。

 ヌマンシア戦後、「私が望んでいるのは勝利であり、スコアは4-3でも1-0でも構わない。結果は試合にもよるものだ。良い試合をして1-0で勝つこともあれば、4-3で勝つこともある。重要なのは勝利することであり、それに価値がある」とコメントしているシュスター監督だが、セットプレーからの失点の多さを危惧しているとも。

 セットプレーを含め、ディフェンス面での脆さを改善しなければ、今後のチャンピオンズリーグ、そしてリーガで苦戦を強いられることになる。早急に修正していく必要があるだろう。

(スペイン通信)