左足首を痛めているバレンシアのスペイン代表FWダビ・シルバが来週火曜日(16日)にもラモン・クガット医師執刀のもとバルセロナ市内の病院で手術を受けることになった。この手術でシルバは3ヶ月の戦線離脱を余儀なくされることになる。

 左足首の慢性炎症に悩まされているシルバはスペイン代表から離脱。手術を視野に入れ、治療、そして安静という方針をとっていたが、12日に行われた最終検査でも思うような改善は見られず、チーム医師、エメリー監督、そしてシルバ本人の話し合いの結果、手術は避けられないと手術に踏み切るとの決断を下した。

 バレンシアはリーガ、そしてUEFAカップをチームの攻撃を引っ張るシルバを欠いて戦っていかなければならない。復活を目指すバレンシアにとって大きな痛手だ。しかし、シルバのケースは同クラブのMFビセンテと似ており、完治までに長期間を費やしたという経緯もあるため、同じ過ちは繰り返したくないバレンシアにとって苦渋の決断であるとも言える。手術という決断はシルバにとってベストな解決法だろう。まずは手術の成功、そしてケガを完治させてピッチに戻ってきてもらいたい。

(スペイン通信)