今季からパリ・サンジェルマン(PSG)の主将として活躍するクロード・マケレレ(35)が、フランス代表のドメネク監督から代表“復帰”を打診されたことについて、レキップ紙に短いコメントを寄せている。

 マケレレは「自分は、復帰できる年齢を超えてしまっている。もし僕を招集するとしたら、他のチームに対して弱点をさらけ出すことになる。次の世代へのバトンタッチがうまくいっていない証拠だからね」と語り、代表引退を覆す意思がないことを示した。

 一方、PSGのビルヌーブ会長は、ドメネク監督の意図を快く思っていないようだ。「マケレレの若手に対する影響力を見たら、彼を必要とするのはわかる」と理解を示しながらも、「マケレレにはPSGに全力を注いでほしい」と代表復帰を望んでいないことを明確に語った。