2010年ワールドカップ・ヨーロッパ予選、対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦、アルメニア戦に向けてラス・ロサスにて合宿中のスペイン代表だが、MFダビ・シルバが左足首負傷のため離脱することになった。シルバは負傷箇所のMRI検査を受けるため2日午前のセッションを欠場。午後にも代表チームのメディカルスタッフが再度検査を行ったが、最終的にシルバは欠場と判断した。シルバはラス・ロサスを離れ、バレンシアに戻った。また、追加招集は行わないとのことだ。

 シルバの離脱は31日に行われたアストン・ビラ戦で筋肉を負傷したリバプールのFWフェルナンド・トーレスに続いて2人目。スペイン代表にとっては痛いニュースとなった。ビセンテ・デル・ボスケ監督は離脱したトーレスの代わりにバルサのFWボージャン・クルキッチが追加招集されたが、シルバの代わりは呼ばないとのことだ。

 デル・ボスケ監督は火曜午後の非公開練習の中ではボスニア戦を想定して試合形式の練習で1トップをテスト。カシージャス、セルヒオ・ラモス、プジョール、アルビオル、カプデビーラ、シャビ・アロンソ、チャビ、イニエスタ、セスク、カソルラ、ビージャの布陣を試していた。デル・ボスケ監督がプランを変えなければ、ワールドカップ予選の初戦のメンバーとなりそうだ。

(スペイン通信)