リーガ開幕戦で優勝候補一角のバルサをホームで敗るという大金星をあげたヌマンシア。この試合で一躍ヒーローとなったのは決勝ゴールを決めたMFマリオ・マルティネスだ。試合後は「通りのあちこちでファンに祝福され、一歩も前に進めなかった」と地元ファンの熱狂的な祝福を受けたと明らかにしている。

 スペイン人選手で構成されているヌマンシアのベンチの中でマリオはヌマンシアのカンテラ出身の選手でもある。それだけに地元ファンの喜びも一際だったのだろう。31日の夜以降、ヌマンシアのニューヒーローとなったマリオはソリア出身の選手として1部リーグで初ゴールをマークした選手としてクラブの歴史に名前を残すことにもなった。それは彼にとって「計り知れない喜び」であるとも。

 バルサからゴールを奪ったことは自身のスポーツキャリアの中でチームが1部昇格を決めた時と同じくらいハッピーだったと言うマリオ。チームの最大の目標である1部残留を目指し、長く厳しい戦いに挑んでいく。

(スペイン通信)