夏の移籍マーケットが閉まるまであと数日となった今、レアル・マドリーが追い込みをかけようとしているようだ。同クラブのカルデロン会長がマンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウド獲得に固執したあまり、夏の補強がままならなかったレアル・マドリーだが、シュスター監督が要求するフォワードの補強、そのトップリストに名を連ねるバレンシアのスペイン代表FWダビ・ビージャ獲得に動いている。

 レアル・マドリーはビージャ獲得に向けて4700万ユーロ(約75億円)のオファーを提示したが、バレンシアの返事は「ノー」。しかし、レアル・マドリーは数時間以内に5200万ユーロ(約83億円)というメガオファーを再度提示するだろうと“マルカ”紙が報じている。さらに、ビジャレアルのスペイン代表MFサンティ・カソルラにも興味を示しており、1600万ユーロ(約25億円)のオファーを提示したとも伝えている。

 この報道についてカソルラは「レアル・マドリーに“ノー”と言うのは難しい」とコメント。レアル・マドリー移籍に前向きな姿勢を見せている。

 ロビーニョのチェルシー移籍、そしてビージャ、カソルラの獲得はなるのか?レアル・マドリーを中心に移籍マーケットが閉まる前に大きな動きがありそうだ。

(スペイン通信)