トッテナムのファンデ・ラモス監督は、今オフ中のマンチェスター・ユナイテッド移籍が有力視されるFWディミタール・ベルバトフの去就問題について、近日中に解決したい考えを語った。

 シーズン開幕で2連敗を喫し、スタートダッシュに失敗したトッテナム。ラモス監督は、この2試合で去就問題が騒がれるベルバトフをスタメンで起用せず、23日のサンダーランド戦ではベンチ入りメンバーからも外している。

 この状況についてラモス監督は、ベルバトフが退団した場合には更なる補強が必要となることから、近日中の解決を示唆している。

「この問題については、移籍期限が終わるまでに解決しなければならない。ベルバトフが退団するなら、新しい選手を獲得せねばならないし、そのための時間も必要だ。選択肢の中で、可能な限り有能な選手を獲得したいからね」

 もはやベルバトフを今シーズンの戦力と見込んでいない様子のラモス。移籍期限が迫る中、エースストライカーの去就問題に業を煮やしたスペイン人監督は、慰留を諦め、新戦力のリストアップを急いでいるようだ。